【津島市】海部地区水防センター視察

本日、水防委員として海部地区水防センターへ視察に行ってきました
そして、いくつか課題も見えてきました

ここは水害が起きた時に市民を守る備品が置いてあるのですが、常勤がおらず普段は車止めの奥で入れない場所にあります。
有事の際、職員が開けにくるとのことですが、堤防の決壊、道路の冠水等で道が寸断される可能性があります
そうなってしまったら、ここを開けられる人がおらず利用できません

また、ここは愛知県の施設ですが、
当初計画では、この施設に事務所を構えて常勤+備品倉庫もこれの2倍で計画されていたようです

途中で「予算が縮小」され、予定の半分の大きさになり、事務所がない施設となりました。

いざという時に市民の命がかかっている施設に対し、予算の縮小かつ実際に機能するか分からない施設を作ってしまうのは、実際にこの場所をちゃんと見て考えたのかと疑問が湧いてきます

このように、防災は普段は使われることがなく、力を入れても市民には分かりません。
何かあった時に初めて評価されるので、政治家の方々は、そこに注力するのを避ける傾向があると聞いたことがあります。
今回もそのいい例なのかもしれません。

ただ、何かあった場合、
この施設が市民の方々の命を繋ぐ重要拠点ですので、しっかりと防災について勉強し、何かあった際すぐに対応できるよう精進してまいります!

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