学校の可能性

こんばんは!

先日、不登校特例校の西濃学園さまへ参政党議員団と2回目の訪問に行って参りました!

現在、不登校特例校は、「学びの多様化学校」となり、名前の通り、指定されている教科を一定時間実施すれば、他は自由に時間が使えるという学校です!

西濃学園を見学させてもらうと学校の未来の形のような気がして希望が見えます!

西濃学園に通う生徒のほとんどが精神的に不登校になってしまった子どもです。

西濃学園に通う前は、保健室登校や登校拒否を行っていました。

ですが、西濃学園に通うと、ほとんどの子どもが授業に参加するそうです。

実際に授業風景と給食を頂きましたが、声をかけた子はみんな「授業楽しい!」「給食美味しい!」と言っており、聞かなければ不登校になっていたとは到底思えないほど元気で明るい子ばかりでした!

それどころか、授業中の議論は活発で、給食の後は食器を片付けて、机の上を自分で拭いたり、僕が中学生の頃よりしっかりしているなという印象を受けました。

ではなぜ、このような素敵な学校になるのか。

それは、理事長の考え方にあると感じております。

西濃学園の理事長は、常々このように生徒に言い続けているのだそうです。

「自分の力で飯が食える人になれ」

これは、いわゆる自立した人になってほしいということです。

そのため、西濃学園は全寮制であり、基礎学力に加え、クレジットや契約などのお金の勉強、自炊ができるように料理の勉強、TPOを学ぶために劇団四季見学を取り入れ、ふさわしい服装を選ばせる課外学習、地域の方々とコミュニケーションを図るための活動等カリキュラムに組み込んでおります。

では、なぜ理事長は子どもたちに「自分の力で飯が食える人」になってほしいと考えているのか?

それは、不登校になるとその子どもの将来(進学・就職)が不安定なものになってしまう現状があるからです。

現在、不登校になると、進学する先の多くが、通信制高校か専門学校、特別支援学校になるそうです。

ちなみに、愛知県は通信制学校に通う児童数が全国1位、岐阜県が2位です。

積極的な理由による通信制の選択であれば良いのですが、「人に会いたくないから」という理由での通信制の選択はかえって不登校を悪化させてしまいます。

※この現状を「知らない」教師が多いため勧めてしまうらしい

そこで、先生方には通信制とは違う選択肢として、不登校特例校を考えて欲しいとおっしゃっておりました。

ですが現在は、まだ不登校特例校の認知度が低く、「知らない」ということだけで進学の選択肢に入りません。

不登校特例校は基礎学力に加えて自力で生き抜く力を身に付けるための指導を行うため進学率・就職率が非常に高いです。

「知る」ことで素晴らしい選択肢が増える。

やはり知ることは大切ですね。

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